現在、SNSを中心に猫の譲渡を持ち掛けて金をだまし取るというトラブルが、相次いでいると報じられました。
特にX上では、被害者や告発者によって犯人のアカウントや手口が拡散され、注意喚起が呼びかけられています。
猫の譲渡のアカウントにはXと名乗る人物が浮上しているようです。
いったいどのような人物なのでしょうか?
今回は、X氏について調査します!
保護猫譲渡詐欺報道の概要
保護猫譲渡詐欺の報道は、2025年4月29日にFNNプライムオンラインで報じられました。
【独自】「保護猫」譲渡詐欺か…謎の「X氏」直撃 SNSで無料譲渡持ちかけるも餌代と保険料約3万円請求 専門家「詐欺の可能性非常に高い」<br /> #FNNプライムオンライン https://t.co/PhnhwFjwvS
— FNNプライムオンライン (@FNN_News) April 29, 2025
事件概要
この事件は、主にXなどのSNSを通じて「猫舎閉鎖のため、自家繁殖の子猫を無償で譲渡します」といった保護ねこの里親を募集する投稿が行われ、それに反応した希望者に対して詐欺行為が行われるというものです。
こうしたトラブルが今、東京や大阪で起きているといいます。
FNNプライムオンラインでは、SNSのアカウントに接触し、「X」を名乗る人物と接触しています。
確認されているX氏の主な手口は以下の通りです。
保護猫譲渡詐欺のX氏はだれ?顔画像や手口を調査!
顔画像
X氏の顔画像はこちらです。

サラリーマン風の男性のようですが、詳細は公表されていません。
新しい情報が入り次第追記します。
手口
どんな手口なのでしょうか。
①魅力的な猫の画像と虚偽の情報を投稿
まず、魅力的な猫の画像と虚偽の情報を投稿しています。
- 可愛らしい子猫の画像を使用し「猫舎閉鎖のため、自家繁殖の子猫を無償で譲渡します!引き取り歓迎、配送も可」などど、あたかも自身が保護しているかのように装い投稿。
- X氏は複数のアカウントを使い分けています。
②譲渡費や医療費の名目での金銭要求
また、譲渡費や医療費の名目での金銭要求をしています。
- 無料とうたいながら、里親希望者に対し「ワクチン代」「エサ代」などの名目で2万8000円のキャッシュレス払いを要求。
- 「無料で譲渡された猫ちゃんに対して十分に大切にしてもらえないことがあるため、このような規則を設けています〜。」などとしています。
- その後、支払いを催促するかのように毎日X氏から連絡が来ます。
- 引き渡し先とする東京都内の住所は提示しますが、事前の見学を求めても「猫ちゃんを選びに来る方も多いため、私たちの負担が非常に大きくなっています」と、見学を拒否します。
- 代金を支払った譲渡者が、引き渡し先の住所に行くと全く無関係の別の施設で、ここで詐欺にあったと気づくようです。
住所を勝手に使用された保護ねこ団体は、直接の被害は受けていないものの警察に相談しホームページ上で注意喚起を行っています。
保護猫譲渡詐欺・被害に遭わないための注意点
被害に遭わないための注意点をまとめました。
- 安易な金銭の支払いはしない: 譲渡前に高額な費用を請求された場合は、詐欺を疑うべきです。一般的な保護猫の譲渡では、医療費やワクチン代などの実費を多少負担することはありますが、高額な請求は不自然です。
- 直接会って猫を確認する: 可能であれば、必ず譲渡前に直接猫と対面し、飼育環境などを確認することが重要です。
- 譲渡団体の情報を確認する: 実績のある信頼できる保護団体からの譲渡を検討しましょう。団体のウェブサイトやSNSでの活動、評判などを確認することが大切です。
- 個人間のやり取りは慎重に: SNS等での個人間の譲渡は、相手の素性が分かりにくいため、特に注意が必要です。
- 不審な点があれば警察や相談窓口に連絡する: 少しでも不審に感じたら、すぐに警察のサイバー犯罪相談窓口や消費者センターなどに相談しましょう。
お読みいただきありがとうございました。
今回の事件は、善意の里親希望者の気持ちを踏みにじる悪質な行為であり、許されるものではありません。
もはや、性善説は過去のお話のようです。
SNSを利用する際は、常に警戒心を持ち、慎重な判断を心がけたいですね。






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