実業家の板東浩二氏を取り上げます。
板東浩二氏は、NTTぷららの創業者で「ひかりTV」事業の創始者です。
また、数々の取締役を歴任するやり手の実業家です。
すごい人ね!
経歴が気になりすぎる。。。
今回は、板東浩二氏の経歴について調査します!
板東浩二wikiプロフィール
初めに、板東浩二氏のwikiプロフィールをご紹介します。
12月7日(水)よる11時10分放送は「“債務超過状態”企業から、会員300万人超のサービスへ、NTTぷらら板東浩二社長に聞く“企業再生”と“映像事業の未来”」(ゲスト:板東浩二 NTTぷらら社長) pic.twitter.com/XnYklGdWbd
— 津田大介 日本にプラス+ (@tvasahi_n_plus) December 7, 2016
- 名前:板東浩二((ばんどう こうじ)
- 生年月日:1953年11月23日
- 年齢:70歳(2024年11月現在)
- 出身地;徳島県徳島市
- 学歴:徳島大学工学部電子工学科
徳島県生まれで、城南高校から徳島大学工学部電子工学科へ進学し、青春時代を地元徳島で過ごしました。
2014年にノーベル物理学賞を受賞した中村修二氏とは同級生で、長く親交を続けているようです。
こちらは、板東浩二社長と同級生だったノーベル賞受賞の中村修二さんと。ケーブルテレビなどメディアの業界専門誌なのですが、10Gネットワークの話とか載ってます。 pic.twitter.com/RUorDHsxVs
— しゅうまい (@shumai) June 10, 2015
大学卒業後は日本電信電話公社(現NTT)へ入社しました。
板東浩二の経歴。NTTぷらら創業者で船井電機元社長!
板東浩二氏の経歴は、下記のとおりです。
- 日本電信電話公社(現NTT)入社
- NTTぷらら(当時社名はジーアールホームネット)代表取締役社長に就任
- 船井電機顧問
- 船井電機会長兼社長
一つずつ見ていきましょう!
日本電信電話公社(現NTT)
1977年、日本電信電話公社(現NTT)に入社。
ですが、この就職活動はオイルショックの不況下でとても厳しい状況でした。
たまたま電電公社が四国で1人だけ追加採用があり、ダメもとで受けたら通ったといいます。
運も最強のようですね。
入社後10年間は主に、電話交換機の設計や導入、保守などを手がけました。
アナログからデジタルへと替わる時期で、1991年2月には九州支社ISDN推進室長に就任。
1993年3月に長距離事業本部通信網システム部担当部長に就任。
1996年3月には、マルチメディアビジネス開発部担当部長に就任。
電話に代わる、新しいビジネス領域を切り開くことをミッションとして活動しました。
NTTぷらら代表取締役社長
1998年7月、NTTぷらら(当時の社名は「ジーアールホームネット」)代表取締役社長に就任。
NTT本社から通信販売などの事業を期待されていましたが拡大できず、社長就任当時は累積損失は約37億円に上っていたそうです。
社長就任2カ月後に「事業を清算するように」と指示があったものの、「資金が続く約半年間は続けさせてほしい」と頼み込み、伸びていたインターネットサービスプロバイダー(ISP)事業に特化。
のちに社名にもなる「ぷらら」のサービスを拡大し、翌年には黒字化を達成しました。
ISP事業はいずれ頭打ちになるだろうと考え、ネットを通じて配信する映像サービス「4th MEDIA」を開始。
2008年には、「ひかりTV」を開始。ビデオオンデマンドや専門チャンネルだけでなく、日本初のネット経由の地上デジタル放送も開始しました。
『ひかりTV』は順調に成長を続け、2010年度には100万会員、2012年度には200万会員、2015年度には300万会員を突破。会員600万人、売上800億円規模の企業へと成長させています。
2014年10月、次世代のサービスを拡充するとして、日本で初めて4Kのビデオオンデマンドの商用サービスを開始しました。
4Kのコンテンツを作り、ゲームや音楽を楽しめるスマートTVサービスなども始めるなど4K放送の先駆者として普及に努めています。
しかし、目に見えてヤバい!ひかりTV 4Kの広告企画に勝てるのは死ぬまで見れない気がする。
株式会社NTTぷらら板東浩二社長の「ハートで感じたら走り出せ!」このまんまやね。 pic.twitter.com/25qDUkVP8y— Rei Na (@rei_rockyuu) June 4, 2018
2019年6月に社長を退任しました。
その他にも下記の取締役を歴任しています。
ジャパンケーブルキャスト株式会社社外取締役、株式会社イースト・グループ・ホールディングス社外取締役、株式会社ネクストベース社外取締役、株式会社IGポート社外取締役、NPO法人ブロードバンド・アソシエーション理事、一般社団法人IPTVフォーラム理事。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BF%E6%9D%B1%E6%B5%A9%E4%BA%8C
素晴らしい経歴ですね!
船井電機顧問
NTTぷらら社長退任後には、船井電機の顧問として就任。
19年6月に社長を退任するまでの21年間、増収を達成した。退任後、船井電機の顧問に招かれた。
引用:https://www.excite.co.jp/news/article/Bizjournal_202104_post_219107/
船井電機会長兼社長
2021年7月、板東浩二氏は船井電機の会長兼社長に就任しました。
船井哲雄氏は、創業者の長男として会社の業績を回復させ、再成長させる必要があるとは考えていた。(中略)しかし、ファンドとの信頼関係を築くことはできなかったため、船井電機の顧問だった板東浩二氏に相談することとなった。
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/aff32f4253da1f09415a63bdde44cb23fdfadc8e?page=2
板東浩二氏が船井電機の顧問を務めていた関係もあり、船井電機長男の哲雄氏は「投資ファンドではなく、坂東、上田の両氏を見込んで船井電機を売り渡すことにした」と報じています。
株式の相続をめぐるお家騒動や相続した株式が外部に流れて乗っ取り劇に発展するケースは珍しくない。そうしたトラブルを耳にしてきた哲雄氏は、投資ファンドではなく、坂東、上田の両氏を見込んで船井電機を売り渡すことにした。M&Aの歴史のなかでも極めて珍しいケースである。
引用:https://www.excite.co.jp/news/article/Bizjournal_202104_post_219107/
NTTぷららで業績を伸ばした実績もあるし、適任と思う。。。
社長就任後板東浩二氏は、2023年3月期には純損益を黒字に転換することをめざす考えを示し、具体的な経営計画は来春をめどに公表するとしていました。
船井電機社長 新規事業に力 5年後に売上高の半分にhttps://t.co/BNHuQvuz3B
経営再建中の船井電機の会長兼社長に7月に就いた板東浩二氏が、来年度の2023年3月期には純損益を黒字転換する考えを表明しました。遅くとも5年後には売上高に占める新規事業を半分程度に高めたいといいます。 pic.twitter.com/HL8iNtL2rO
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) August 25, 2021
経営再建中の船井電機の会長兼社長に7月に就いた板東浩二氏が25日、報道各社の取材に応じ、来年度の2023年3月期には純損益を黒字に転換することをめざす考えを示した。
しかし、2022年6月に坂東浩二氏は代表取締役会長兼社長を退任し、名誉会長に就任。
2023年6月末には名誉会長を退任。
後任は上田智一取締役が、代表取締役社長に昇格しました。
「トップも次々代わっていくなか、哲良氏の長男は、船井電機の顧問だった板東浩二氏(元NTTぷらら社長)を通じ、出版事業を手掛ける『秀和システム』グループの上田智一社長に経営を託します。2021年5月、船井電機は秀和システムの傘下に入り、上田氏は同年7月に代表取締役社長に就任。8月に船井電機は…
— 週刊文春 (@shukan_bunshun) October 29, 2024
その後、船井電機は倒産。従業員2,132名(2024年3月末)が即日解雇、当月の給与の支払いも無いという稀有な事例となりました。
お読みいただきありがとうございました。
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