2024年11月から、財務省解体がトレンド入りしています。
ですが、財務省解体は今に始まったことではないようです。
結構前から聞いたことがあるような。。。
今回は、財務省解体はいつから言われているのか調査します!
財務省解体はいつから言われてる?もう20年も前からだった!
先に結論からお伝えします。
財務省解体は、2000年あたりから言われており、2004年に民政党が歳入庁創設として財務省と国税庁を分けるマニフェストを出しています。
20年も前なのに、変わらないのかしら。。。
直近では2024年10月の衆院選以降に「#財務省解体」がXでトレンド入りをしています。
10月27日の衆院選投開票日までは1日あたり100件前後で推移していましたが、衆院選後に増え始め11月14日には2390件にまで膨れ上がったと報じています。
ヤフーのリアルタイム検索で、過去30日間に財務省のXアカウントに向けて行われた返信やメンション付き投稿(相手を指定した投稿)の数を調べたところ、10月27日の衆院選投開票日までは1日あたり100件前後で推移。しかし衆院選後に増え始め、11月14日には2390件にまで膨れ上がった。
引用:https://www.sankei.com/article/20241123-BFKUOEEAKNECRMTYJQ7ZUH2IVY/
- 2024年10月:年収103万円の壁撤廃
- 2024年11月:国民民主党玉木代表の不倫
- 2004年:民政党歳入庁創設をマニフェスト化
- 2012年:政権交代で「歳入庁」を発足
- 2018年:森友学園公文書改ざん、福田淳一事務次官のセクハラ騒動
では、一つずつ見ていきましょう!
2024年10月
国民民主党の玉木雄一郎代表が、年収103万円の壁撤廃を主張。その後に国と地方の税収入が約7兆円減るなどと、財務省が難色を示していることから、財務省解体が騒がれました。
年収103万円の壁が撤廃された場合、国と地方の税収入が約7兆円減るともされており、財務省が難色を示しているとささやかれていた。
10月27日におこなわれた衆議院議員総選挙で、国民民主党は改選前の4倍となる28議席を獲得。
その立役者として玉木代表は一躍「時の人」に。
公約に『手取りを増やす』という内容で、年収が103万円を超えると所得税が課税され、働き控えが起きる『103万円の壁』の問題を繰り返し指摘。総選挙後はその『壁』を178万円に引き上げることを目指していました。
10月30日には、政府が経済対策に「国民民主の政策の一部を反映させることを検討する」としていました。
そして、玉木代表は自身のXで、「財務省がマスコミを含めて『ご説明』に回っている効果はさすがです。今朝の朝刊は各紙こぞって『7・6兆円の減収』『高所得者ほど恩恵』とネガキャン一色」と投稿。
財務省がマスコミを含めて「ご説明」に回っている効果はさすがです。今朝の朝刊は各紙こぞって「7.6兆円の減収」「高所得者ほど恩恵」とネガキャン一色。
ただ、103万円の引き上げができなければ、我が党は予算にも法案にも協力できません。ぜひ、前向きな議論をさせていただければと思います。… https://t.co/557uqo4klU
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) October 31, 2024
これを受けてXでは、財務省のネガキャンについての声が増えています。
ネガキャンする財務省、、、情けない。
日本国の省庁がやることか、、、
負けないで!みんな期待してます!— まぐにす@S国STEPN👟HEAL3 (@vr_co_jp) October 31, 2024
本丸が慌てて火消しに走っているということは間違っていないということでしょう。頑張ってください。
— ともちん (@y_tomotin) October 31, 2024
やっぱり財務省の琴線に触れましたか💦長い闘いになりそうですね🤷♂️
— Hirosuke (@hironor34859444) October 31, 2024
さらに大きな話題になった出来事が。。。
2024年11月
2024年11月11日、玉木代表の不倫デートが報じられました。
この不倫報道のリークが、SNSでは財務省ではないかといわれています。
【SmartFLASH報道】玉木雄一郎氏、「高松観光大使」と不倫デート&ホテルで逢瀬かhttps://t.co/adSq6fEGEc
玉木氏の秘書からは「(本人と)家族との話し合いが終わっていない」と連絡があり、質問状の回答期限を延長。その後、最終的に期限までに質問状への回答はなかったという。
— ライブドアニュース (@livedoornews) November 10, 2024
深夜都内のワインバーで、元グラドルとの密会などを撮られ、11月11日に不倫報道がスクープされました。
不倫報道もネットでは『財務省のリークだ』と疑惑の目で見られていると報じています。
ですが、不倫は以前から地元で噂になっていたそうで、「財務省リーク説は可能性が低いのではないか」などと東スポWEBは報じています。
野党国会議員は「玉木氏の不倫報道もネットでは『財務省のリークだ』と疑惑の目で見られています。しかし、スクープしたFLASHは7月の写真を押さえるなど年収の壁が話題になる前から取材に動いている。地元でウワサになっていたというのが本当なら、どこから話が出てきても不思議ではない。そう考えると財務省リーク説は可能性が低いのではないか」と指摘した。
でもさ、このタイミングだからこそだわよね~
SNSでも投稿が殺到しました。
え、このタイミングで?
いあもう政治で結果残すしかある意味ないでしょ。
責任取るなら、しっかりと結果をだしてくれ。
辞めるのはその後だ。— 怒涛のイルカーマン (@takigare2024) November 11, 2024
お、案の定週刊誌が攻撃してきた笑
今やってもらってる仕事に比べたらどーでも良い事だし、今は仕事に集中してほしい。— 紅虎‖花火情報屋×育児×サラリーマン (@r3dtg) November 10, 2024
不倫報道翌日に玉木代表は記者会見を行いました。その後代表については国民民主党からは続投ということで、現在に至っています。
2018年
2018年には、
財務省が森友学園公文書改ざん、福田淳一事務次官のセクハラ騒動などの相次ぐ不祥事があり与野党から財務省を分割すべきという議論が巻き起こりました。
今回、財務省は公文書改ざんという大きな“罪”を犯した。死者も出した。そうしたさなかに、次官がセクハラ騒動まで起こした。そのため、改めて財務省を分割すべきという議論が巻き起こっているのだ。
自民党の青山繁晴参院議員は森友問題を受け、「財務省が旧来のままだというのでは主権者がとても納得されない」と「税の部分だけを切り離して税管理庁をつくり、内閣府に置くというのはいかがか」と参院予算委員会で提唱。
民進党の大塚耕平代表は福田淳一前財務事務次官の辞任表明を受け、「財務省の信頼は地に落ちた状態。解体を本当に議論しなければいけない状況になりつつある」と語っています。
青山繁晴議員と和田政宗議員は総裁選だから財務省と戦うと言ってるのではなく、何年も前から財務省と戦い解体を訴えてきた。
この時が本当のチャンスだったと思います。青山繁晴×和田政宗🔴【国会中継】森友公文書問題・集中審議 国益の為に財務省を断罪!!2018年3月19日https://t.co/0Le36n1TaX
— tetu (@tecchann_) August 30, 2024
2004年:歳入庁構想
歳入庁とは、年金未納問題を受けて社会保険庁と国税庁を統合した「歳入庁」を創設し、税金と保険料の徴収体制を一元化。年金未納問題を解決していくとしたものです。
これにより財務省から国税局の根源を引き離す側面もあったようです。
事実上の財務省解体ね。
歳入庁創設をマニフェストとしたのは、2004年の民政党でした。
年金保険料の無駄遣いをする社会保険庁を廃止し、歳入庁を創設します
民主党は制度の一元化と合わせて、社会保険庁と国税庁を統合した「歳入庁」を創設し、税金と保険料の徴収体制を一元化します。これにより未納問題を解決し、年金保険料の無駄遣いをなくします。
さらには、民主党は2009年の衆議院選挙のマニフェストで、歳入庁の創設を打ち出し、国税庁と年金保険料を集める日本年金機構(旧社会保険庁)を統合す案を出しました。
民主党は2009年の衆議院選挙のマニフェストで、日本年金機構の前身である旧社会保険庁当時に年金保険料の未納が問題となったことから、歳入庁の創設を打ち出した。税金を集める国税庁と年金保険料を集める日本年金機構(旧社会保険庁)を統合し、税と保険料を一体徴収する案。
ですが、2012年の政権交代で民主党・国民新党の連立政権・野田内閣が発足したことで、歳入庁設置の可能性は遠のきました。
お読みいただきありがとうございました。
国民の暮らしが豊かになる政策を、早急に願います。
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