長沢美智子の経歴!元日弁連監事で大塚家具騒動の軍師

中居正広氏の代理人弁護士のひとり、長沢美智子弁護士を取り上げます。

おばねこちゃん

経歴が気になりすぎる。。。

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目次

長沢美智子wikiプロフィール

初めに、長沢美智子弁護士のwikiプロフィールをご紹介します。

画像引用:双日株式会社
  • 名前:長沢美智子(ながさわ みちこ)
  • 生年月日:1951年8月26日
  • 年齢:73歳(2025年5月現在)
  • 学歴:早稲田大学

中居氏の代理人として明記されているのは、長沢美智子氏、笹本摂氏、遠藤友規氏、菱山光輝氏、長沢幸男氏の5人。

代理人は中居氏の人権救済のためと「一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為は確認されなかった」として、第三者委員会に証拠の開示を請求すると明らかにしました。

文書に明記された弁護士5人のうち、長沢美智子氏、笹本摂氏、遠藤友規氏、菱山光輝氏の4人の弁護士は東京丸の内法律事務所に在籍。長沢幸男弁護士は一色法律事務所・外国法共同事業に在籍している。引用:Yahooニュース

長沢美智子の経歴!元日弁連監事で大塚家具騒動の軍師

長沢美智子弁護士の経歴は、以下の通りです。

  • 弁護士登録
  • 学習院大学法科大学院教授
  • 公職・要職を歴任
  • 大塚家具お家騒動で女軍師と呼ばれて
  • 中居正広の弁護士

ひとつずつ見ていきましょう!

弁護士登録

早稲田大学を卒業後、1984年に弁護士登録。キャリア40年以上のベテラン弁護士です。

2008年から現在まで、東京丸の内法律事務所に所属しています。

企業法務を軸に、事業再生やM&Aといった専門性の高い分野で豊富な経験を積み重ねてきました。

その深い知識と卓越したリーガルセンスは、多くの企業経営者から厚い信頼を得ています。

学習院大学法科大学院教授

さらに、その知見は学術界にも及び、2007年~2013年には学習院大学法科大学院教授として民事訴訟実務・倒産法などの教鞭をとっていました。

公職・要職を歴任

長沢美智子弁護士の活躍は、法曹界に留まりません。

その専門性と公正な視点は、国や様々な団体からも高く評価され、社外監査役など数々の重要な公職や要職を歴任してきました。

役職・実績
国土交通省独立行政法人評価委員会委員(2005年~2015年)
学習院法科大学院教授(民事訴訟実務・倒産法)(2007年~2013年)
独立行政法人都市再生機構契約監視委員会委員長(2010年~)
日弁連倒産法制等検討委員会副委員長(2011年~2016年)
第二東京弁護士会監事(2012年~2013年)
日弁連財務委員会副委員長(2016年~2017年)
国土交通省国立研究開発法人審議会委員(2015年~2018年6月)
東京地方裁判所鑑定委員(2016年~2023年12月)
事業再生研究機構理事(2017年5月~)
国土交通省国立研究開発法人建築研究所監事(非常勤)(2018年7月~)
日弁連監事(2020年4月~2021年3月)
双日株式会社社外監査役(2020年6月~2024年6月)
綜合警備保障株式会社社外監査役(2020年6月~2024年6月)
事業再生実務家協会理事(2023年6月~)・専務理事(2024年6月~)

民事再生監督委員
破産管財人
事業再生ADR手続における手続実施者

引用:東京丸の内法律事務所

2020年には、双日株式会社社外監査役の候補者として以下のように発言されています。

私は、弁護士として36年間、法曹の世界に身を置いてまいりました。近年は、複数の企業の社外取締役も務めており、その経験からも企業におけるガバナンス高度化の重要性を認識しております。
 これまでに培った知識と経験を活かし、コンプライアンスの徹底とコーポレート・ガバナンスの実効性の向上を注視するとともに、多様性を意識し、監査役の責務を果たしていくことで、双日の企業価値向上に貢献したいと考えております。

引用:双日株式会社

同年には、日弁連監事としてもご活躍されています。

日本弁護士連合会(日弁連)は、「弁護士 法」に基づき1949年に設置された、弁護士、 弁護士法人と全国の弁護士会を会員とする法人です。

監事は代議員会選挙によって選ばれ、監事の役割は日弁連の財務を監査することです。

人格識見があり、日弁連全体の運営や財務状況を公正に監査できる能力を持つ弁護士が選任されるようです。

これらの役職は、長沢弁護士が単なる法律の専門家ではなく、社会の公正と発展に貢献する高度な専門家であることの証と言えるでしょう。

大塚家具お家騒動で女軍師と呼ばれて

長沢美智子弁護士の名が広く知られるようになったきっかけの一つが、2013年3月から社外取締役を務めていた大塚家具のお家騒動です。

2014年、創業者の父・大塚勝久会長と、娘の久美子社長が経営の主導権を激しく争う中、長沢弁護士は社外取締役として久美子社長を支持。

プロキシーファイト(委任状争奪戦)が繰り広げられる中、長沢弁護士は次々と戦略的な手を打ち、見事久美子社長を勝利へと導きました。

その鮮やかな手腕から、「女軍師」とも称され、その辣腕ぶりが世間に知られることとなりました。

中居正広の弁護士

中居氏の代理人は当初、フジテレビの番組出演もしていた犬塚浩弁護士が担当していました。

犬塚浩弁護士については、こちらに詳しく記載しています↓↓

女性アナウンサーとの示談などを手がけていましたが、フジ社内の法務相談なども内々に受けており、利益相反ではないかとの指摘が上がっていました。

中居氏は新たな代理人を探しましたが、選任は難航したとされています。

社会的な注目度も非常に高い事案であったため、弁護士選びは慎重に進められたと考えられます。

そして、最終的に長沢美智子弁護士に依頼することになったようです。

長沢弁護士の高い倫理観と、複雑な訴訟案件における豊富な経験が、中居氏にとって大きな支えとなったことは想像に難くありません。

お読みいただきありがとうございました。

長沢美智子弁護士の数々の公職や要職を歴任してきた実績、大塚家具のお家騒動で見せた戦略性、そして中居正広氏の件で示された倫理観と手腕は、単なる法律家ではなく社会全体を俯瞰しその発展に寄与する高度な専門家であることを示しています。

今後の益々のご活躍をお祈りいたします。

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