小林大吉郎の経歴。在籍45年の大ベテランMeijiSeikaファルマ社長

製薬会社「Meiji Seika ファルマ」の小林大吉郎社長を取り上げます。

御年70歳の小林社長は、現在も現役バリバリで活躍されています。

おばねこちゃん

お元気ね!

今回は、小林大吉郎社長の経歴について調査します!

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目次

小林大吉郎wikiプロフィール

初めに、小林大吉郎社長のwikiプロフィールをご紹介します。

  • 名前:小林 大吉郎(こばやし だいきちろう)
  • 生年月日:1954年8月21日
  • 年齢:70歳(2024年12月現在)
  • 出身地:東京都葛飾区
  • 学歴:立教大学経済学部

東京下町の葛飾区出身。学区内でトップと呼ばれている、偏差値65の東京都立両国高校を卒業しました。

日本を代表するリベラリストの井上達夫東京大学名誉教授は、高校の同級生だそうですよ。

「ノートを貸すのは君のためにならない」。東京都立両国高校の同級生だった井上達夫君(東京大学大学院教授)が放った一言だ。当時、英語の副読本は哲学者バートランド・ラッセルの著作など、日本語で読んでも難しい本だった。予習を怠った私は、「ノートを見せてほしい」と全校一の秀才だった彼に頼んだ。

引用:日本経済新聞

立教大学では経済学を学び、卒業後は明治製菓株式会社に入社しました。

小林大吉郎の経歴。在籍45年の大ベテランMeijiSeikaファルマ社長

小林大吉郎社長の経歴は、以下の通りです。

  • 1979年:明治製菓株式会社に入社
  • 2010年:同執行役員
  • 2011年:Meiji Seika ファルマ株式会社執行役員
  • 2014年:Meiji Seika ファルマ株式会社代表取締役(現任)
  • 2020年:明治ホールディングス株式会社取締役執行役員COO(医薬品セグメント)(現任)
  • 2021年:KMバイオロジクス株式会社代表取締役会長(現任)
  • 2023年:レプリコンワクチン事業

一つずつ見ていきましょう!

明治製菓株式会社

立教大学卒業後、明治製菓株式会社に入社。

大正5年に、東京菓子株式会社として設立。2024年現在、創業108年を迎えました。

大正15年に販売したミルクチョコレートは、現在も親しまれていますね。

菓子類を中心とした、各種食品の製造販売業者として繁栄していましたが、昭和21年にはペニシリンの製造を開始。薬品部門にも進出し、消毒薬のイソジンは昭和36年から製造されています。

明治製菓株式会社執行役員

明治製菓株式会社は2009年、明治乳業と共同持株会社「明治ホールディングス株式会社」を設立し、明治製菓は明治ホールディングスの完全子会社となりました。

小林大吉郎社長は数々の現場でキャリアを積み、2010年には明治製菓株式会社執行役員に就任。

執行役員とは

執行役員とは、取締役が決定した事業方針に従って業務を遂行する、事業運営の責任者のことです。役員という名称はついていますが、会社法上の役員には含まれません。

入社から30年を経て、事業運営の責任者になっています。

Meiji Seikaファルマ株式会社執行役員

2011年には、明治乳業との間で事業再編を行い、菓子・食品・一般用医薬品事業は、明治乳業から商号変更した株式会社明治へ移管。

明治製菓は医療用医薬品事業に特化した、Meiji Seika ファルマ株式会社へ商号変更しました。

同年、小林大吉郎社長はMeiji Seika ファルマ株式会社の執行役員に就任。

2014年には、同社代表取締役に就任しました。

明治ホールディングス株式会社取締役執行役員COO

2020年には、明治ホールディングス株式会社取締役執行役員COO(医薬品セグメント)に就任。

COOとは

COO(Chief Operating Officer)とは、企業における最高執行責任者のことです。CEOが経営方針を定める責任者であるのに対して、COOは執行に関する責任者となります。

おばねこちゃん

ファルマの親会社の執行責任者とは、すごい出世ね!

KMバイオロジクス株式会社代表取締役会長(現任)

2021年6月、KMバイオロジクス株式会社代表取締役会長(現任)に就任しました。

KMバイオロジクスは、明治ホールディングスの連結子会社の医薬品製造業。

化学及血清療法研究所(化血研)のワクチン不正製造・出荷停止問題に関連し、化血研の製薬事業を継承するために発足しました。

ヒト用ワクチン、動物用ワクチン、血漿分画製剤の研究・開発・製造・供給を主力としています。

熊本市の化学及血清療法研究所(化血研)が、国が承認していない方法で血液製剤を製造していた問題で、化血研が国の調査を擦り抜けようと、偽の書類に紫外線を浴びせて変色させ、作成時期を古く見せかけていたことが2日、分かった。調査で求められた過去の書類がなかったため隠蔽工作を図ったとみられる。

引用:日本経済新聞

レプリコンワクチン事業

2023年11月にはMeiji Seika ファルマが申請していた海外で開発された「レプリコンワクチン」と呼ばれる、新型コロナウイルスに対する新しいタイプのmRNAワクチンが、国内で承認されました。

レプリコンワクチンは、接種した新型コロナウイルスのmRNAが体内で複製される新たな技術を使っているため、少量で効果が長続きするというタイプで、このタイプのワクチンが承認されるのは世界で初めだそうです。

「レプリコンワクチン」と呼ばれるタイプのワクチンです。このワクチンは海外で開発されたもので、接種した新型コロナウイルスのmRNAが体内で複製される新たな技術を使っているため、少量で効果が長続きするということです。会社などによりますと、このタイプのワクチンが承認されるのは世界で初めてだということです。

引用:NHK

厚生労働省は2024年10月時点で、KMバイオロジクスに435.5億円の補助をしています。

画像引用:厚生労働省

さらに厚労省はワクチン大規模臨床試験等事業を公募し、第一三共とKMバイオロジクスを採択。

1事業あたり、500 億円を上限として助成金を交付すると報じられています。

厚生労働省は6月18日、ワクチン開発に挑戦する国内製薬企業を後押しする「ワクチン大規模臨床試験等事業」について公募の結果、第一三共とKM バイオロジクスの2事業者の事業を採択したと発表した。(中略)第1相臨床試験、第2相臨床試験における有効性・安全性が確認され、実証的な臨床試験を国際共同で行う事業に対し、1事業あたり、500 億円を上限として助成金を交付する。

引用:ミクスonline

なお、2020年の新型コロナウイルスのワクチン接種を実施するための改正法では、費用は国が全額負担し、健康被害が生じた場合の救済措置として企業の損害賠償を国が肩代わりできるようにしています。

改正予防接種法は新型コロナのワクチン接種を「臨時接種の特例」と位置づけた。厚生労働相が指示し、都道府県の協力を得ながら市区町村が実施する。費用は国が全額負担する。健康被害が生じた場合の救済措置として企業の損害賠償を国が肩代わりできるようにした。新型コロナのワクチン接種は原則、努力義務となる。引用:日本経済新聞

おばねこちゃん

ウハウハね。

2024年9月には供給が始められ、小林大吉郎社長も早々に接種されています。

世界初となる次世代型のメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンですので、慎重に見極めていきたいですね。

お読みいただきありがとうございました。

今後の益々のご活躍をお祈りいたします。

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